現在auひかりを使っていて引越しをお考えでしょうか?
auひかりは光回線を使ったインターネットサービスですので、引越し先でも新たに工事が必要になります。
引越しの前には、
- 引越し先でも工事費を払わなければならないのか?
- 引越し時に適用されるキャンペーンなどはあるのか?
- 一旦解約して新規で申し込んだほうがお得ではないのか?
など様々な疑問が出てくると思います。
今回は、そんなauひかりの引越しに関する
- 手続き方法
- よくある疑問や注意点
を詳しく解説してまいります。
目次
①auひかりの引越し手続き方法
「引越し先でauひかりが使えるか」
つまり、
「auひかりの提供エリアに引越し先が入っているのか」
を最初に確認しましょう。
使えるようであれば各プロバイダへ移転手続きの申し込みに移ってください。
申し込みは、引越しの最低1カ月前には済ませるのがよいです。
申し込みが終わると、
|
という流れで工事をおこなった後、auひかりが引越し先で利用できるようになります。
具体的に、どのような方法で申込むのか手続き方法を紹介します。
1.1引越し先でもauひかりが使えるかを確認する
auひかりは全国どこでも使えるわけではございません。
一部の都道府県では全く提供できていない地域もございます。
また、マンションにauひかりの設備導入が無いという理由で使えないこともあります。
必ず引越し先でも
『auひかりが使えるのかどうか』
を第一優先で確認しましょう。
KDDIの公式サイトで提供エリア検索ができるので活用してください。
提供エリアの検索 |
▶ https://bb-application.au.kddi.com/auhikari/prefecture |
1.2プロバイダへ移転手続きを申し込む
auひかりはKDDIのサービスですが、
- 解約
- 引越し
等の手続き全般は契約中のプロバイダへ連絡しておこないます。
電話もしくはWebページから引越しの申し込み手続きができます。
各プロバイダの連絡先を下の表にまとめたので参考にしてください。
プロバイダ | 連絡先 | 受付時間 |
au one net |
|
9:00~20:00 |
@nifty |
|
10:00~19:00 |
BIGLOBE |
|
9:00~21:00 |
So-net | WEB手続きはこちら | 9:00~18:00(チャット・LINE) |
AsahiNet |
|
10:00~17:00(平日) |
@TCOM |
|
10:00~20:00(平日)
10:00~18:00(土日祝) |
DTI | 0570-00-4740 | 10:00~17:00(平日) |
1.3移転手続きの流れ
移転手続きの流れをまとめると以下のようになります。
⑴auひかり提供エリアの確認 ↓ ⑵プロバイダへ移転の申し込み(引越しの最低1カ月前までが理想的) ↓ ⑶移転前のauひかりが解約される(戸建ては撤去工事有) ↓ ⑷移転後の住所でauひかりの開通工事 ↓ ⑸移転前のレンタル機器の返却 |
レンタル機器は一旦引越し先に持って行き、そのまま同じ機器を使う場合もございます。
ですが、新しい機器が設置された場合はKDDIへ返却してください。
返却方法は、返却用の伝票が送付されるので郵送にておこなってください。
②auひかりの引越しでかかる費用
auひかりの引越しで一番気になるのが
「費用がどのくらいかかるのか」
ではないでしょうか?
結論からいうと、条件次第では登録料3,000円(プロバイダによっては800円)のみです。
それは、引越しの場合も新規契約と同じように
「初期費用相当額割引」
で工事費が実質無料になるためです。
他にも、
- 撤去工事費
- 解約違約金
はどうなるのかを、詳しく説明していきます。
2.1工事費と登録料
auひかりでは
「移転手続き」
によって引越し先で引き続き使う場合にも、新規と同じ額の
- 工事費
- 登録料
がかかります。
<引越し時にかかる工事費と登録料>
工事費 | 登録料 | |
auひかりホーム | 37,500円
(625円×60回払い) |
3,000円または800円 |
auひかりマンション | 30,000円
(1250円×24回払い) |
新規申し込みと同じように
「初期費用相当額割引」
のキャンペーンも適用できるため、工事費に関しては実質無料となります。
<初期費用相当額割引キャンペーン>
割引額 | |
auひかりホーム | 合計37,500円割引
(625円割引×60カ月) |
auひかりマンション | 合計30,000円割引
(1250円割引×24カ月) |
初期費用相当額割引は、工事費の分割払いと同じ額だけ月々の
「auひかり基本料金」
から割引きするキャンペーンです。
なので、実際には工事費を支払っています。
ですが、同額割引で相殺され実質無料となっています。
このキャンペーン適用には、
『auひかりマンション』
は特に条件はありませんが、
『auひかりホーム』
はauひかり電話も契約してはじめて満額割引となります。
ネットのみの契約ですと、
【 125円割引×60カ月割引 】
で合計7,500円割引にしかならないので気を付けましょう。
2.2撤去工事費がかかってしまう方とかからない方
auひかりホームを2018年3月1日以降に契約したユーザーは、
『auひかりホーム』
を解約すると撤去工事費28,800円が発生します。
(マンションタイプや2018年3月1日以前に契約した人はかかりません)
引越しの場合はどうなるかと言いますと、
引越し先でもauひかりを使うのであれば撤去工事費はかかりません。
撤去工事費がかかるケースは、引越し先で「auひかりを使わなかった場合」のみです。
2.3解約違約金はかかりません
単純な解約の場合であれば、
- 2年契約
- 3年契約
で契約期間を縛っているため、特定の更新月以外での解約は
『7,000~15,000円の違約金』
を請求するようになっています。
しかし、移転手続きにより
「引越し先でもauひかりを使う場合」
は解約違約金が発生しません。
そのため、引越しに関して更新月を気にする必要はございません。
2.3.1契約期間は新たに更新される
auひかりの更新月は2年間または3年間ごとに訪れます。
ですが、auひかりを移転した場合そこから新たに契約期間がカウントされます。
たとえ引越し前にauひかりを何年使っていようと、
「引越し先でauひかりが開通してから」
次の更新月までが2年後または3年後となります。
2.4工事費残債がある場合は一旦支払うが後で割引
「移転前のauひかりの工事費」
を支払い終わっていないうちに、引越しをした場合には
『工事費残債を一括請求』
いたします。
たとえば、auひかりホームを2年間使ってから引越ししたとしましょう。
auひかりホームの工事費は
【 625円の60回(5年)払い 】
なので、まだ41回も支払いが残っています。
ですので、残債の22,500円を一括で支払わなければなりません。
なので、auひかり利用開始からあまりにも早い内に引越しをする人は、
『高額な出費』
になってしまう点に注意してください。
ただし、移転手続きで
「引越し先でもauひかりを使った人」
には、一旦支払った工事費残債を後から返金される仕組みになっています。
返金方法はプロバイダにより異なります。
ですが、基本的には月額料金と相殺という形での割引です。
③auひかりの引越しでよくある疑問
「電話番号やメールアドレスは変わるのか?」
「auスマートバリューは何かしら手続きが必要なのか?」
など、auひかりの引越しに関してよくある疑問についてまとめました。
3.1電話番号は変わるのか
同一カバーエリアの収容局内での引越しは、
「移転手続き」
を行えばauひかり電話の電話番号は継続利用できます。
しかし、別の収容局のエリアへ出てしまうと
- 移転手続き
- 新規
どちらのお客様も、電話番号の引き継ぎは不可能です。
つまり、ご近所への引越し以外では電話番号が変わってしまうということです。
auひかり電話でもNTTのアナログ電話でも同じです。
都会だとひとつの収容局のエリアはかなり狭いです。
ですので、引越しではたいていの場合は電話番号が変わると思ったほうがよいでしょう。
3.2メールアドレスは継続利用できる
auひかりの各プロバイダは、
「無料オプション」
でプロバイダメールが使えるようになっています。
移転の手続きをすることにより、引越し後も
『同じメールアドレス』
を使い続けることができます。
3.3auスマートバリューは再申請が必要
auひかり×auスマホで
『auスマートバリュー』
を適用させている方は、引越しの移転手続き後
「auスマートバリューの再申請」
が必要です。
auひかりの移転手続きと言っても、
【 解約⇒新規 】
と流れは同じです。
「auひかりの解約」
と同時に
「auスマートバリューも解消されてしまう」
ので注意してください。
④引越しはauひかりの移転手続きより一旦解約のほうがお得?
引越し先でauひかりを使う場合、次の2つの方法があります。
|
一度解約し、再度新規で申込むことを
「解約新規」
といいますが、このほうがお得になるといった情報をよく目にします。
しかし、解約新規だと
- 解約違約金の発生
- 工事費残債の実費負担
- 手続きの2度手間
- メールアドレスが変わる
- 戸建ては撤去工事費が発生する
など支払いや手続きが増えてしまうことは覚えておきましょう。
しかし、家族の別名義で新規申し込みをする方にはお勧めできます。
たとえば、次のようなケースです。
|
そうすると、キャッシュバックキャンペーンが受けられます。
NNコミュニケーションズで新規申し込みをした場合には、
『最大52,000円』
も進呈いたしますので、移転手続きよりもお得になるケースもございます。
ただし、先に説明したように移転手続きであれば免除されていた
- 工事費残債
- 撤去工事費
- 解約違約金
が解約新規だと免除できませんので注意されてください。
これらを踏まえた上で、
「解約新規のメリット」
が大きいのであれば、別名義でNNコミュニケーションズから申込むといった方法をおすすめ致します。
NNコミュニケーションズの最新キャンペーン情報に関しましては、下記のページをご確認ください!
NNコミュニケーションズと
- auひかり公式サイト
- auショップ
- 家電量販店
- 他のネット代理店
のキャンペーンを比較した具体的な結果を知りたい方は、以下の記事をよんでみてくださいね。
⑤引越し先がauひかりのエリア外で使えない場合
引越し先の住所や建物が、
- auひかりエリア外の都道府県
- マンションにauひかりの設備が導入されていない
といった理由で、利用できない方もおられるかと思います。
その場合は、auひかりは解約して
「別の光回線」
を引越し先で新たに申込んで頂くしかありません。
そこで、auひかりエリア外の場合に代りになるおすすめ光回線を紹介させて頂きます。
5.1ビッグローブ光なら全国で使える
ビッグローブ光であれば、全国的に広いエリアで使えるため
『auひかりが使えない場合』
でもほぼ大丈夫です。
※ビッグローブ光はフレッツ光の回線を使用しております
※フレッツ光が使える地域・建物にお住みの方はご利用可能です。
月額料金もauひかりとほとんど同じ料金で利用することができます。
<ビッグローブ光月額料金>
戸建て | 4,980円 |
マンション | 3,980円 |
さらに、ビッグローブ光はauひかりと同じくauスマートバリューに対応しています。
auスマートバリューの適用条件は、
『ビッグローブ光電話(500円/月)の契約』
です。
このルールはauひかりの場合の
「auひかり電話(500円/月)」
と同じです。
NNコミュニケーションズから申込んで頂ければ、25,000円のキャッシュバックが貰えます。
さらに、新規開通工事費は月々の割引で実質無料になります。
ビッグローブ光が使えるかはフレッツ光のエリア検索サイトで確認してみてくださいね。
<ビッグローブ光提供エリア確認>
それと、現在フレッツ光を使っている人は
『転用手続き』
で工事不要で簡単にビッグローブ光への乗り換えが完了します。
ですので、たとえauひかりが使えるエリアだったとしてもおすすめできる光回線になります。
⑥auひかり引越しのまとめ
auひかりの引越しでは、各プロバイダへ移転手続きを申し込みます。
移転手続きを行えば、
- 解約違約金免除
- 工事費残債免除
- 撤去工事費免除
などの特典が豊富に付いてくるので、引越しによる費用はほとんどかかりません。
ただし、そもそもauひかりの対応エリア外だった方は、引越し先でauひかりが利用できません。
他の回線を探して頂く必要がございます。
引越し先でauひかりが使えない場合は、
『ビッグローブ光』
がauひかりと同じく
「auスマートバリュー」
が使えますし、工事費実質無料で開通できるためお勧めしております。