ネット回線のauひかりとauのスマホ・携帯をセットで使うと「auスマートバリュー」という割引きが受けられ事は、多くの方が知っているでしょう。
しかし、auのスマホユーザーでも住まいの地域がauひかりのエリア外だから割引きは受けられないと諦めている方や、申込みが面倒だし大して割引きにならないのでは、と思っている方はこの記事で今よりどれくらい通信費を下げられるかぜひ確認してくださいね。
目次
① auスマートバリューとは
auスマートバリューは、自宅の固定インターネット回線とスマホ・携帯をauでセットにすると、毎月の利用料金が割引きになるサービスです。
その他のネット回線でも、同じような割引きサービスが設けられているので、ネット回線とスマホをセットにするのはインターネットをお得に利用するための基本的な方法です。
現在auのスマホや携帯を使っている方は、NTTのフレッツ光を利用するよりも、auひかりにしたほうがトータル支払金額をずっと少なくする事が出来ます。
1.１ プランごとの割引金額
auスマートバリューはauのスマホの契約プランごとに割引額が異なります。スマホや携帯はもちろん、タブレット契約も対象です。
auスマートバリューの割引はauひかりを契約中であればずっと継続されますが、スマホのプランによっては3年目以降は割引が減額されます。
auプランとスマートバリューの割引額は次のようになります。
※受付が終了したプラン
【スマホ/４GLTEケータ】
| スマホ/４GLTEケータイ | |
| auピタットプラン
(シンプル)：1GBまで |
割引対象外 |
| auピタットプラン
(スーパーカケホ/カケホ)：2GBまで (シンプル)：1GB超～2GBまで |
永年：500円 |
| auピタットプラン
(スーパーカケホ/カケホ/シンプル)：2GB超～20GBまで |
永年：1,000円 |
| auフラットプラン20/30 | 永年：1,000円 |
| データ定額1 | 2年間：934円
3年目以降：500円 |
| データ定額2/3
ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン※ データ定額3cp※ LTEフラットcp(1GB)※ |
永年：934円 |
| U18データ定額20※ | 適用期間中：1,410円 |
| データ定額5/20
LTEフラット ISフラット データ定額5cp※ データ定額8※ プランF(IS)シンプル※ |
2年間：1,410円
3年目以降：934円 |
| データ定額30
データ定額10/13※ |
2年間：2,000円
3年目以降：934円 |
【3Gケータイ】
| 3Gケータイ | |
| カケホ(3Gケータイ・データ付) | 永年：934円 |
【4GLTEタブレット/4GLTE対応PC】
| 4GLTEタブレット/4GLTE対応PC | |
| LTEダブル定額for Tab/Tab(i)（「ゼロスタート定額」）※ | 永年：1,000円 |
| LTEフラット for Tab/Tab(L)
LTEフラット for Tab(i) LTEフラット for DATA(m) |
2年間：1,410円
3年目以降：934円 |
1.2 auスマートバリューをもっとお得するコツ
実は、auスマートバリューは離れて暮らす50歳以上の家族も対象になります。
具体例でどれくらいの割引きが受けられるのか見てみましょう。
| 家族6人がauユーザーの場合 | |
| 離れて暮らす父 カケホ(3Gケータイ・データ付) |
934円/月 |
| 離れて暮らす母 シニアプラン |
934円/月 |
| 本人 データ定額５ |
1,410円/月 |
| 妻 データ定額５ |
1,410円/月 |
| 娘 ジュニアスマートフォンプラン |
934円/月 |
| 息子 ジュニアスマートフォンプラン |
934円/月 |
| 合計 | 6,556円/円 |
この家族の例でいうと、毎月6,556円もスマートバリューで割引になるので、1年間では78,672円、5年間では393,360円もの割引額になる計算です。
とってもお得な割引きなので、auスマートバリューを適用させていない家族が他にいないか調べてみてくださいね。
1.3 auスマートバリューの適用条件
auひかり（固定ネット回線）とauスマホ・携帯のセット契約で受けられるのが「auスマートバリュー」ですが、正確に言うとauひかりのオプションであるauひかり電話の契約も必須です。
auひかり電話は月額500円で利用できる光回線を利用した固定電話サービスです。NTTのアナログ電話よりも、基本料金と通話料金が安いので人気があります。
現在NTTのアナログ電話を利用中の方は、番号ポータビリティという手続きをすれば番号をauひかり電話に移行できるので、電話番号は変わらず利用できます。
auひかりで初めて固定電話を契約する場合は、電話番号を新しく取得できます。
auひかりホーム（戸建てプラン）の場合、auひかり電話の契約は工事費を無料にするための条件にもなっているので、固定電話を持たない場合でも契約したほうがお得です。
②auスマートバリュー申し込みの流れ
auスマートバリューは、My au（会員ページ）かauショップ（店舗）または電話で申し込みができます。
4回線まではMy auか電話で申し込めますが、5回線以上はauショップでの手続きとなりますのでご注意ください。
また、同一姓・同一住所の場合、My au（ネット）と電話から申し込めますが、違う場合はauショップでのみ受け付けています。
2.1auひかりとスマートバリューの新規申し込みの流れ
auひかりの新規契約とauスマートバリューへの申し込みの流れを解説します。
auひかりエリア確認
↓
auひかりの申し込み(代理店を使うとキャッシュバックが貰えるのでお得です）
↓
auひかりの開通
↓
My au・電話・auショップのいずれかでauスマートバリューの申込み
2.2 auスマートバリューの申込み先
auスマートバリューをネットと電話で申込む場合の連絡先です。
| auスマートバリューの申込窓口 | |
| ネットでの申込 | My au |
| 電話での申込み | au携帯電話から
157 |
| 一般電話から
0077-7-111または0120-977-033 |
|
auショップで申込む場合は以下の物が必要です。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 現在契約中のau電話本体
- 家族関係の証明書類(必要に応じて)
本人確認書類はこちらを確認してください。
「同一姓・同一住所」以外のケースでは、以下のような家族関係の証明書類が必要です。
- 健康保険証(有効期限内)
- 続柄記載の住民票(発行3カ月以内)
- 戸籍謄本(発行3カ月以内)
また、1親等以内の家族の場合は「家族関係申告書」でも受付が可能です。
③auひかりがエリア外の場合の解決法
auひかりは、フレッツ光と比較して提供エリアが狭いのが一番のデメリットです。
auひかりがエリア外でも、実はauスマートバリューを受ける方法があるので諦めなくて大丈夫です。
3.1 auひかりの提供外エリア
auひかりホームが提供されていないエリアは、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、福井、岐阜、愛知、静岡、三重です。(auひかりマンションは提供されています)
それ以外であればほぼ全国的に使えるようになっていますが、見込みユーザーが少なくて採算が取れない地域やauひかりの設備を置いていないマンションなどはまだエリア外のことがあります。
具体的なマンション名まで指定して調べる事ができるので、以下の検索ページでauひかりの提供エリアかどうかがすぐに分かります。
3.2 auスマートバリューが使える他の光回線
自分の住んでいるところがauひかりの提供エリア外の場合でもauスマートバリューを使う方法があります。
それは、ビッグローブ光、So-net光、＠nifty光などauスマートバリューが適用できる光回線にすることです。
これらは光コラボといい、フレッツ光と同じ設備を使っている光回線なので、フレッツ光の提供エリアであれば利用できます。
auひかりよりもフレッツ光のほうがずっと提供エリアが広いので、auひかり未対応エリアでもフレッツ光であればほとんどエリア内に入っています。
ビッグローブ光、So-net光、＠nifty光はKDDIとは別の運営会社ですが、提携関係を結んでいるのでスマートバリューが使えるのです。
下記表はそれぞれの光ネット回線の月額基本料金と一番お得な代理店で契約した際のキャッシュバック金額です。
|
auひかり |
|
| 月額基本料金 | 戸建て：4,900円(3年目以降)
マンション：3800円～ |
| キャッシュバック | 戸建て：55,000円
マンション：45,000円 |
|
ビッグローブ光 |
|
| 月額基本料金 | 戸建て：4,980円
マンション：3,980円 |
| キャッシュバック | 新規：25,000円
転用：10,000円 |
|
So-net光 |
|
| 月額基本料金 | 戸建て：5,580円
マンション：4,480円 |
| キャッシュバック | 戸建て：45,000円
マンション：38,000円 |
|
＠nifty光 |
|
| 月額基本料金 | 戸建て：5,200円 (36ヶ月間は4,510円)マンション：3,980円 (36ヶ月間は3,460円) |
| キャッシュバック | 新規：20,000円
転用：10,000円 |
このように基本料金の安さやキャッシュバック金額の大きさではauひかりがダントツに優れています。
また上記のキャッシュバックは、auひかりの正規代理店のNNコミュニケーションズから申し込んだ場合の金額です。
後程NNコミュ二ケーションズの申込窓口をご案内します。
④ auスマートバリューは他にもある
単身者や引っ越しの多い方は、固定回線よりもポータブルのWi-Fiサービスの方が便利な場合もありますよね。
固定ネット回線でなくてもauスマートバリューを受ける方法があるので紹介します。
4.１ auスマートバリューmine
auスマートバリューmineは、モバイルWi-Fi（WiMAX）とauのスマホ・携帯のセットで割引きが受けられるサービスです。
モバイルルーターとは、このようなポケットに入るサイズの小さなWi-Fiルーターのことです。
auスマートバリューmineとauスマートバリューの割引き額は異なるので、割引対象になるauスマホのプランと割引き額を紹介します。
※受付が終了しているプラン
【スマホ/４GLTEケータイ】
| スマホ/４GLTEケータイ | |
| auピタットプラン
(シンプル)：1GBまで |
割引対象外 |
| auピタットプラン
(スーパーカケホ/カケホ)：2GBまで (シンプル)：1GB超～2GBまで |
永年：500円 |
| auピタットプラン
(スーパーカケホ/カケホ/シンプル)：2GB超～20GBまで |
永年：1,000円 |
| auフラットプラン20/30 | 永年：1,000円 |
| データ定額1 | 永年：500円 |
| データ定額2/3
ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン※ データ定額3cp※ LTEフラットcp(1GB)※ |
永年：743円 |
| データ定額5/20/30
LTEフラット ISフラット データ定額5cp※ データ定額8/10/13※ プランF(IS)シンプル※ U18データ定額20※ |
永年：934円 |
【3Gケータイ】
| 3Gケータイ | |
| カケホ (3Gケータイ・データ付) |
永年：743円 |
WiMAX回線を使ったモバイルルーターの契約は、KDDIで行うことができますが、KDDIで契約すると通信容量が7GBしかなく基本料金が割高です。
そのため「UQWiMAX」や「BroadWiMAX」など基本料金が安く、通信制限がないプランがあるところで契約しauスマートバリューmineを適用させることをおすすめします。
auスマートバリューmineはWiMAX1回線につき、適用されるau携帯・スマホは1回線のみなので、単身者の方にぴったりの割引きサービスです。
4.2 ルーター割引とは？
ルーター割引とは、auスマートバリューに加入している方がさらにKDDIでモバイルルーターを契約した場合に適用される割引です。
つまり「auひかり（ネット回線）＋auひかり電話＋KDDIでWiMAXの契約」が条件です。(UQWiMAXなどKDDI以外での契約は適用外)
割引内容は少し変わっていて、WiMAXの基本料金が2段階になるという仕組みになります。
「WiMAX2+ フラット for DATA EX」「WiMAX 2+ フラット for HOME」の基本料金は4,880円/月ですが、パケット通信が10MBまでなら372円/月で利用できます。
また、モバイルルーターの新規契約事務手数料の3,000円も無料になります。
一見すごく安く使えるように見えますが、10MBを超えた場合は通常料金になります、10MBはおそらく1日で超えてしまう量なのでルーター割引はあまり実用性はないでしょう。
先ほども述べたように、WiMAXを契約するのならKDDIではなく、ルーター割引がなくても「UQWiMAX」や「BroadWiMAX」などにしたほうが無難です。
⑤auスマートバリューのおさらい
auスマートバリューは、auのスマホや携帯を使っている人がネット回線とセット契約をする事でお得になる割引サービスです。
auスマートバリューが使える固定ネット回線はauひかりに限らず、ビッグローブ光、So-net光、@nifty光などでも適用できるのでauひかりの提供エリア外にお住まいの方でも大丈夫です。
ただし、新規契約時のキャッシュバックが一番大きいのはauひかりです。
auひかりを契約する際は、代理店のNNコミュニケーションズから申込むことをおすすめします。
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auひかりのキャッシュバックについては、以下の記事も参考にして下さいね。