DTI光の基本料金は、主要ネット回線各社より少し安く設定されています。
この記事では「基本料金・キャッシュバック・その他の費用」などを主要光回線と比べて、どんな方がDTI光で得をするのか損をするのかを紹介していきます。
これを読めば、きっとあなたにぴったりの光回線が見つかりますよ。
目次
DTI光の6つの特長
DTI光がどんなインターネット回線なのかが分かるように、6つの項目に分けて説明していきます。
1.1 DTI光の基本料金はNTTフレッツよりかなり安い
DTI光は、NTTフレッツと比べると、戸建てで1,400円も安い価格設定になっています。
DTI光とNTTフレッツの基本料金 | |
DTI光 | 戸建て:4,800円 マンション:3,600円 |
NTTフレッツ光 | 戸建て:6,200円 マンション:5,100円 |
しかし、基本料金だけで比べるとまだほかにも安い会社はありますし、トータルの支払いを安く済ませたい場合、DTI光がベストな光回線ではありません。
後半のほうではさらに「基本料金・キャッシュバック・初期費用」などを他社と比較しながら説明します。
1.2 DTI光の様々な割引は地味に嬉しい
DTI光には、各割引き率は低いものの、料金がお得になるサービスが複数あります。
これらは、すべての人が対象になるわけではありませんが、ご自分に当てはまるのか確認しながら読み進めてください。
開通月基本料金無料
こちらは、どなたでも初月の基本料金がまるまる無料になります。
初月の支払いは、手数料などで高額になりがちなので嬉しい割引サービスです。
auスマホセット割り
auのスマホをご利用中の方は、DTIとセットで割引が受けられます。
auのスマホとのセット割は、家族で10回線まで割引き対象となる「auスマートバリュー」が良く知られていてお得ですが、DTI光とのセット割は「auスマホセット割」で割引き額などが異なります。
auスマホセット割は、500円か1,200円の割引きが一回線のみ受けられます。
割引き額は、携帯電話の契約プランによって変わるのでご利用中のプランをご確認ください。
auスマホセット割り契約プラン | |
データ定額5/8/10/13 データ定額5(V)/8(V)/10(V)/13(V) データ定額5(VK)/8(VK)/10(VK)/13(VK) LTEフラット LTEフラット(キャンペーン) LTEフラット(V) ISフラット ISフラット(キャンペーン) プランF(IS)/プランF(IS)シンプル LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) LTEフラット for DATA(m) LTEダブル定額 for Tab/Tab(i) |
1,200円 |
データ定額1/2/3 データ定額1(V)/2(V)/3(V) データ定額2(VK)/3(VK) ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン シニアプラン(V) 電話カケ放題プラン(ケータイ・データ付) LTEフラット cp (1GB) |
500円 |
最大1年間で、14,400円の割引が受けられます。
契約者ではない家族がauのスマホを使用していても、この割引は使えます。(同居に限る)
DTI格安スマホ割り月150円
DTIの格安SIM携帯電話を使用している方は、月に150円の割引きが受けられます。
1年間では1,800円の割引額になります。
東京ガスも割引
東京ガスで電気とガスを両方契約している家庭は、月に戸建てで250円、マンションで100円の割引があります。
1年間では戸建てで3,000円・マンションで1,200円の割引となります。
このようにDTI光には、一つ一つの金額は少な目でも、いろいろな割引がありますので、全ての割引きをきちんと受けられるようにしっかりチェックしてくださいね。
1.3キャッシュバックで工事費が割引き
新規の契約では、戸建てで18,000円、マンションで15,000円の工事費がかかるのですが、期間限定でその一部をキャッシュバックしてくれるキャンペーンをしています。
NTTフレッツからの転用では工事費がかからないので、このキャッシュバックは適用になりません。
工事費一部免除キャッシュバック | |
光電話あり | 戸建て:15,000円 マンション:13,000円 |
光電話なし | 戸建て:11,000円 マンション:9,000円 |
このキャッシュバックにより、戸建ての工事費が3,000円、マンションでは2,000円になります。
開通後7カ月経つと、このキャッシュバックを申請することができます。
7カ月前にDTI光を解約をしてしまうとキャッシュバックがもらえなくなってしまうので、ご注意下さい。
1.4 DTI光の通信速度は良好
DTI光は、NTTフレッツの光回線を使用している光コラボ回線の一つなので、通信速度は最大1Gbpsとなっています。
しかし、実際の通信速度は、居住環境とプロバイダーなどで差が出るのです。
インターネット各社は「最大値が1Gbpsで安心です」と宣伝しますが、実際の使用感を得るには利用者の感想を聞く事が大事です。
DTI光はその点、使用者の口コミを見る限り通信速度は大方満足のようです。
夜間でも動画がみれます Toppa!を使ってましたが、夜間23時過ぎると動画が全く見れない状態で、 |
【回線速度】劇的に変わった下り、3.46Mbpsから183.87Mbpsになりました |
【回線速度】 上下70~80M(1G回線利用) |
1.5提供エリアは全国
DTI光は、フレッツ光の回線を使用しているので、フレッツ光と同様に日本全国でサービスが提供されています。
DTI光提供エリア | |
フレッツ光東日本 | 北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野(一部地域除く) |
フレッツ光西日本 | 長野(一部地域)、富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
DTI光の詳しい提供エリアは、フレッツ光東西の公式ページで検索することができます。
1.6その他のカスタマーサポートも無料でうれしい
DTI光では、インターネット接続などで困ったときに遠隔でのサポートを無料で受けることができるので、DTI光の開通時などに上手く利用するとお得です。
多くの回線ではこういったサポートは有料です、DTI光では無料で受けらるので困った時は、問い合わせが気兼ねなく出来ます。
各種カスタマーサポート窓口 | |
入会相談窓口 | 0120-665-495(携帯電話可)
年中無休 10:00~19:00 |
カスタマーサービス | (186)-0120-830-501
FAX:03-3476-0521 (186)-03-5749-8091(携帯/PHS・有料) 年中無休 10:00~17:00 |
エンジニアリングサポート | (186)-0120-719-020
FAX:03-3476-0521 (186) ー03-5749-8092(携帯/PHS・有料) |
DTI光のカスタマーサポートは、比較的つながり易いので評判がいいです。
詳しくは上記へお問い合わせください。
1.7解約はいつでも無料で安心
DTI光は何年間契約しなといけないという縛りがなく、いつでも無料で解約できるのがうれしい点です。
他社はたいてい2年か3年の契約期間があり、それ以前や契約月以外の解約は1~2万円位の解約金がかかってきます。
しかし、工事費の一部免除を受けたい方は、キャッシュバックが開通後7カ月たたないともらえないので、最低7カ月間はDTI光を使用することになるでしょう。
また、DTI光は解約金がかからないからという理由で安易に申し込んでも、すぐに回線を変えるのは手間も新たな初期費用もかかってしまうので契約は慎重にしてくださいね。
DTI光と主要インターネット各社を比較
ここからは主要なインターネット回線4社と比較することで、本当にお得な回線はどこなのかを考えていきます。
2.1 DTI光の基本料金は主要各社より少し安い
一番気になるのは基本料金だと思うので主要4社と比較してみましょう。
DTI光と大手4社の基本料金の比較 | |
DTI光 | 戸建て:4,800円 マンション:3,600円 |
OCN光 | 戸建て:5,100円 マンション:3,600円 |
ソフトバンク光 | 戸建て:5,100円 マンション:3,800円 |
ドコモ光 | 戸建て:5,200円 マンション:3,800円 |
au光 | 戸建て:5,100円 マンション:4,000円 |
大手4社と比べると、DTI光の基本料金は最大で400円安くなっています。
しかし、基本料金が安いだけではトータルで得なのか損なのか分からないので、次からキャッシュバックとスマホ割りについても見ていきましょう。
2.2主要各社のキャッシュバックが高額
主要なインターネット会社は、軒並み高額なキャッシュバックを用意しているので評判がいいです。
DTI光は工事費の補てんという形のキャッシュバックはありますが、ここで挙げているインターネット各社は、工事費は別に補助しながらも高額のキャッシュバックをしていることが多いです。
主要4社のキャッシュバック料金表 | |
DTI光 | 新規で工事があった場合最高:15,000円 |
auひかり | ひかり電話あり:50,000円
ひかり電話なし:43,000円 ※マンションタイプはそれぞれ1万円減額 |
ソフトバンク光 | 新規:30,000円または25,000円+最新ルーター(10,000円)
乗り換え:13,000円 |
ドコモ光 | 新規:dポイント10,000円分+現金最大15,500円(条件あり)
転用:dポイント5,000円分+現金15,500円(条件あり) |
OCN光 | 10,000円 |
大手インターネット会社のキャッシュバックは、最大50,000円にもなるのでとても評判がいいです。
DTI光は月の基本料金が最大400円ほど安いですが、3年間使ってその差を計算しても14,400円の得にしかなりません。
auひかりのキャッシュバックと比べると、35,600円もDTI光のほうが損をするという計算になります。
2.3大手携帯会社はスマホ割りもすごい
au、ソフトバンク、ドコモの携帯ユーザーは、同じ会社のネット回線を契約するとセット割引きが受けられ毎月の利用料が安くなります。
携帯各社スマホ割り | |
DTI光(auセット割) | 500円または1,200円(一人分のみ) |
auひかり(auスマートバリュー) | 934円~2,000円 (家族10回線まで対象) |
ソフトバンク光(おうち割光セット) | 500円または1,000円 (家族10回線まで対象) |
ドコモ光(ドコモ光セット割) | 1人用プラン:100円~1,100円
家族でシェアプラン:800円~3,500円 |
auひかりとソフトバンク光は、家族10回線まで割引きの対象になるので、家族で同じキャリアのスマホを使っていると大変お得です。
ドコモ光の、割引き対象は1回線のみですが、家族でデータシェアプランを契約している場合は、auやソフトバンクにも引けを取らない割引き額になります。
ネット回線はスマホの割引で選ぶのがコツ!
基本料金の安さだけでインターネット回線を選ぶと、トータルで損をすることになりかねません。
DTI光と一番キャッシュバックが大きいauひかりとで、一年間のトータルコストを比べてみると歴然です。
DTI光の1年間のトータルコスト(新規・戸建て・au携帯使用の場合) |
基本使用料:4,800円×11=52,800円(初月無料)
事務手数料:800円 工事費:18,000円 キャッシュバック:-15,000円 auのスマホを使用:1,200円×12=-14,400円 1年目の費用は差し引きで合計44,200円になります |
auひかり1年間のトータルコスト(新規・戸建て・au携帯使用者2人の場合) |
基本使用料:5,100円+500円(ひかり電話)×12=67,200円
事務手数料:3,000円 工事費:割引で実質負担なし キャッシュバック:-50,000円 auスマホ割り:1,400円×2×12=-33,600円 1年目の費用は差し引き合計で、マイナス13,400円 |
主要インターネット会社は、一定期間以上の契約を約束する代わりに、分割工事費分を毎月の使用料から引くかたちで実質無料にしているところが多くあります。
au・ソフトバンク・ドコモの携帯を使用している方は、スマホとのセット割りの割引き額が大きいので、「お使いのスマホと同じ会社のインターネット回線」を選びましょう。
格安スマホをお使いの方は、auひかりの高額キャッシュバックをもらうのが一番お得な方法になります。
契約時は基本料金がすぐに目に入ってきますが、すべてを見比べて一番お得に使えるインターネット回線を選んでくださいね。
【関連記事】
各社の特徴や料金について詳しくご紹介しているので、検討中の方は以下の記事をぜひ参考にしてみてください!
auひかりのキャッシュバックについてはこちらの記事にまとめています。
「auひかりのキャッシュバックを最大化する3つのポイント|2018最新版」
ドコモ光のキャッシュバックについてはこちらの記事にまとめています。
「2018|ドコモ光のキャンペーンは現金キャッシュバックとポイントの両取りを狙うべし!」
ソフトバンク光のキャッシュバックについてはこちらの記事にまとめています。