この記事ではニフティ光の評判から、最新のキャンペーン事情(割引・キャッシュバック)について詳しくご紹介していきます。
結論から言うと、ニフティ光はあまりお勧めではありません。
数ある光回線の中でトップクラスのお得さを誇っていますが、当サイトが評価したお得度の格付けでは4位です。
光回線はマイナーなものまで入れれば数百という種類があるので、かなり優秀ではあります。
ただ、契約するのは1社だけなので、4位を選ぶ必要はないですよね。
この記事ではニフティ光の料金・キャッシュバックを人気の他社と比較しながら、現在最もお得な光回線がどこなのかをご紹介していきます。
ニフティ光はもちろん、各社の最新キャンペーン・キャッシュバックを考慮して比較しています。
今あなたにとって最もお得なインターネット回線がわかるので、契約前の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ニフティ光の料金・キャッシュバックを他社と比較してみよう
では早速ニフティ光と他社を比較して、今どこが一番お得なのかを評価していきましょう。
比較する項目は下の4つです。
- 基本料金
- 初期費用
- セット割
- 通信品質
- キャッシュバック(キャンペーン)
結論を先に述べておくと、今から使うのであれば、ニフティ光よりも大手スマホキャリアが運営する下記3回線が間違いなくお得になります。
- ドコモ光
- auひかり
- ソフトバンク光
特にこの3社のどこかのスマホを使っている方は、同じ会社の光回線を選ぶことで、トータルコストが最も安くなります。
これは各社にスマホのセット割があり、この割引額がキャッシュバックや基本料金の差よりも、はるかに大きな額になっているからです。
では、ニフティ光とこれらの回線がどれくらい差があるのか見ていきましょう。
基本料金
まず最初の比較項目は基本料金です。
各社の月々の料金は下の通りです。
基本料金の比較(プロバイダ料金込み) | |
ニフティ光 | 戸建て:5,200円 マンション:3,980円 |
auひかり | 戸建て:5,100円 マンション:3,800円 |
ソフトバンク光 | 戸建て:5,200円 マンション:3,800円 |
ドコモ光 | 戸建て:5,200円 マンション:4,000円 |
OCN光 | 戸建て:5,100円 マンション:3,800円 |
フレッツ光 | 戸建て:6,200円 マンション:5,100円 |
ご覧通り、実は各社の光回線は基本料金はほとんど同じくらいです。
フレッツだけは「回線とプロバイダーを別契約、支払いも2社別々」という古い仕組みなので割高です。
ニフティ光も「フレッツより1,000円安くなる」というキャッチフレーズで宣伝していますが、実は同じくらいの基本料金の光回線はたくさんあるんですね。
なので光回線を選ぶときは基本料金はどこも同じで差はないという前提で比較してOKです。
厳密に言うとニフティ光は利用開始から2年間は基本料金の割引(月500円)があります。
ただ、この段階で割引を含めて比べてしまうと、あとから「トータルでどこが安いか」を比較するときにゴチャゴチャしてしまうので、割引は「キャッシュバック」に含めて後半で計算することにしますね。
初期費用
では次に初期費用を比較してみましょう。
初期費用は「開通工事費」と、「事務手数料」の2つがあります。
事務手数料はどこで契約しても同じ3,000円なので、ここでは工事費を比較することにしましょう。
工事費の比較 | |
ニフティ光 | 新規:20,000円
乗換え:無料 |
auひかり | 新規:無料
乗換え:無料 |
ソフトバンク光 | 新規:20,000円
乗換え:無料 |
ドコモ光 | 新規:20,000円
乗換え:無料 |
OCN光 | 新規:20,000円
乗換え:無料 |
フレッツ光 | 新規:20,000円
乗換え:無料 |
工事費は、現在auひかりだけが「新規でも乗換えでも無料」のキャンペーンを実施しています。
それ以外は工事費はどこを選んでも同じと考えてOKです。
※auひかり以外はすべて同じフレッツの回線を利用するので、工事も同じものになります。ちなみにauひかりはKDDIが所有する独自回線です。(所有はKDDIですが、通信速度や品質はフレッツと同等のものとなります。)
出来れば新規契約でも工事費がかからないauひかりが理想的ですが、次にご紹介する「セット割」のほうが金額が大きいので、優先すべきはそちらです。
auユーザーは「工事費がかからないからラッキー」、そのほかのスマホを使っている方は「工事費はどこを選んでも一緒」という認識でOKです。
セット割
現在の光回線は、基本料金や初期費用の面では、どこも大差ありません。
その代わり各社が提供している「セット割」で大きな差が付きます。
なので、これから光回線を選ぶ場合は、「セット割」を利用できる会社を選ぶのがポイント。
具体的に言うと、あなたがお使いのスマホ、もしくは家族の中で利用者が多いスマホと同じ会社の光回線を選ぶと、最も少ない料金で光回線を利用できるようになります。
では各社のセット割を見てみましょう。
基本料金の比較(プロバイダ料金込み) | |
ニフティ光 | auセット割
ニフティ光の料金が500~1,200円割引 |
auひかり | スマートバリュー
auスマホの料金が934~2,000円割引 |
ソフトバンク光 | おうち割
ソフトバンクスマホの料金が500~2,000円割引 |
ドコモ光 | 光セット
ドコモスマホの料金が500~1,100円割引 |
OCN光 | OCNスマホセット割
OCNモバイルONEの料金が500円割引 |
フレッツ光 | セット割無し
|
ご覧の通り、割引額が大きいのはauひかり、ソフトバンク光、ドコモ光の3社です。
これらの会社のセット割は、金額が大きいだけでなく、家族全員のスマホが割引対象(離れて暮らしていてもOK)であることがポイントです。
例えばニフティ光にもauスマホとのセット割がありますが、割引されるのはニフティ光の料金。
最大でも1,200円となります。
ですがauひかりの「スマートバリュー」は家族全員のスマホが同じ仕組みで割引されます。
一人当たり500~2,000円の割引なので、4人いれば2,000~16,000円の割引額になるというわけです。
ソフトバンク光は同じ仕組みですし、ドコモ光はシェアプランになると割引額が大幅に増えます。
セット割がダントツで額が大きいので、コストを下げたいなら多少基本料金や初期費用が高かろうが、セット割が使える大手3キャリアの光回線を選んだほうがお得ということになるんですね。
ニフティ光はセット割がある分、auスマホユーザーに人気ですが、実はauひかりと比べると割引額が大幅に少ないんですね。
なのでどの会社のスマホを使っていても、同じ会社の光回線を使うのが最もお得ということになるんです。
ちなみに、セット割の対象が無い「格安スマホ」を使っている方は、キャッシュバックが圧倒的に多いauひかりがベストです。
基本料金はどこを使ってもほぼ同じですし、auひかりは工事費もありません。
なのでトータルで見ると、キャッシュバックで他社に差をつけているauひかりが最適なんですね。
詳しくはキャッシュバックの項目でご紹介します。
キャッシュバック(キャンペーン)
ではここからはキャッシュバックキャンペーンについて見ていきましょう。
キャッシュバックはスマホのセット割の次に、各社の差が大きく出るポイントなので、非常に重要です。
まずは各社のキャッシュバックを比較してみましょう。
※前半にご紹介した基本料金の項目でニフティ光の基本料金割引を考慮していなかったので、その分もキャッシュバックとして計算します。
(キャッシュバックに加えて、基本料金割引500円×24か月を追加)
キャッシュバック比較 | |
ニフティ光 | キャッシュバック総額27,000円
(基本料金割引12,000円+キャッシュバック15,000円) |
auひかり | ひかり電話同時契約:43,000円
ネットのみ契約:36,000円 |
ソフトバンク光 | 新規:20,000円+新型Wi-Fiルーター(1万円相当)
乗換え:34,000円 |
ドコモ光 | dポイント10,000円+現金5,000円
さらに新型Wi-Fiルーター(1万円相当)無料提供 |
OCN光 | キャッシュバック10,000円 |
フレッツ光 | キャッシュバック無し |
ご覧の通り、キャッシュバックが最も多いのはauひかりです。
auひかりは新規でも乗り換えでも同じ額のキャッシュバックがあることが特徴で、ひかり電話(固定電話:月額500円)を同時契約すると最大の43,000円がキャッシュバックされます。
ネットのみの契約でも36,000円のキャッシュバックなので非常に多いですね。
後は、ニフティ光を含めさほど大きな差はなく、25,000円~34,000円程度のキャッシュバック額となっています。
大手携帯キャリア3社以外で25,000円ものキャッシュバックを用意しているのは、現在ニフティ光しかなく、非常にお得な条件を付けています。
人気のOCN光でもキャッシュバックは10,000円ですからね。
そういった意味でニフティ光もかなり優秀ではあるのですが、スマホのセット割で負けている分、格付けは大手3キャリアの次の4位という状況になっています。
通信品質に差はあるの??
「ニフティ光もキャッシュバックが高額な点で頑張ってはいるが、トータルコストで考えると、スマホのセット割が多い大手3社がお得であること」がわかってもらえたと思います。
キャッシュバックを含む各社のコスト面の位置づけがわかったところで、気になるのは通信品質ですね。
結論から言うと、「回線の速度は同じ」「プロバイダーで速度差がある」となります。
回線の速度は同じ
auひかり以外の光回線は、フレッツ回線を使用しています。
使っている設備が同じなので、回線の通信速度も同じです。
auひかりはKDDIが所有している回線ですが、所有者がKDDIというだけで、設備の品質自体はフレッツ回線と同等のものです。
なので回線の速度はどこを選んでも同じなんですね。
実際にこの記事でご紹介した光回線はすべて最大速度1Gbpsで同じです。
プロバイダーで速度さがある
速度は回線以外に「プロバイダー」によっても左右されます。
というのも、プロバイダーは通信混雑が起きるので、利用者の増減で速度さが出てしまうからです。
品質の問題ではなく、混雑が原因で速度変化が起きるので、一概にどこのプロバイダーが優秀ということは言えません。
ただ、下記のプロバイダーは「IPv6プラス接続」という最新の通信方式を採用していて、通信混雑を回避することができます。
- ドコモ光が採用している「GMOとくとくBB」
- ソフトバンク光の「Yahoo!BB」
- auひかりで利用できる「so-net」
「IPv6プラス」を例えて言うなら、今まで1車線だった道路が、4車線・5車線の幅広い道路になったというイメージです。
道路自体の法定速度は同じでも、車線が多い分、混雑なく多くの車が通行できるという感じですね。
なので大手キャリアの光回線は通信速度でも非常に評判が良いです。
実際に顧客満足度調査(ICT総研調べ)でも、2年連続で大手携帯キャリアの光回線が上位3位を独占しています。
まとめ:セット割が効く大手3キャリアがおすすめ
料金も安く、キャッシュバックも高額なニフティ光は光回線の中でもトップクラスのお得さであることは間違いありません。
ですが、大手3キャリアの光回線と比べると、どうしても「セット割」の点でお得度が低くなっています。
なので大手キャリアのスマホを使っている方は、ニフティ光よりも大手3キャリアの光回線をおすすめします。
格安スマホを使っている方はニフティ光もアリですが、auひかりなら基本料金はほぼ同じでキャッシュバックが10,000~20,000円程度多いです。
プロバイダーのニフティを使っていて、よほど気に入っているという場合でない限り、格安スマホユーザーはauひかりを選ぶのがベストです。
各社のキャッシュバックは申し込み方法を間違えると、受け取れる額が大幅に下がってしまいます。
下記記事にそれぞれのキャッシュバックの受取り方法、注意点をご紹介しているので、申し込む前に目を通しておいてくださいね。
auひかりのキャッシュバックについてはこちらの記事にまとめています。
「auひかりのキャッシュバックを最大化する3つのポイント|2018最新版」
ドコモ光のキャッシュバックについてはこちらの記事にまとめています。
「2018|ドコモ光のキャンペーンは現金キャッシュバックとポイントの両取りを狙うべし!」
ソフトバンク光のキャッシュバックについてはこちらの記事にまとめています。
「【2018 最新】ソフトバンク光のキャッシュバック徹底調査の結果をご報告!」
ニフティ光を利用したい方は、キャッシュバックが最も高額になる下記キャンペーンサイトを利用してみてくださいね。