ソフトバンク光を現在使っている方で、引っ越し先でもそのままソフトバンク光を使いたい場合は2つの選択肢があります。
ソフトバンク光で「通常の引越しの手続き」を取るか、それとも一度ソフトバンク光を「解約し再度新規でソフトバンク光を契約」する方法です。
通常の引越しの手続きを取ったほうが、面倒ではありませんが、金銭的な面では一度解約してソフトバンク光を再契約したほうがお得になるケースもあります。
通常の引越し手続きと、解約後に再度新規でソフトバンク光を契約する場合の違いを詳しく見ていきます。
目次
①引越し手続きして継続する場合(通常の引越し手続き)
まずは、通常の引越し手続きをどのように行うのか説明します。
1.1引越し手続きの受付窓口と準備物
ソフトバンク光の引越し手続きは、「ソフトバンクショップ」または「サポートセンター」への電話で受け付けています。
引越し手続き窓口 | |
ソフトバンク光サポートセンター | 電話番号(通話料無料):0800-170-5409
受付時間 10:00~19:00 |
引越しの手続きをする際に事前に用意しておいた方がいい情報は以下の4つです。
- お客さま情報(名前、電話番号、生年月日)
- 引っ越し先住所(郵便番号も確認しておくとスムーズ)
- 引っ越し予定日(退去日と引越し先の入居日)
- 工事立会い者(引越し前、引っ越し後それぞれ立会い者の名前と連絡先)
レンタルしているネット接続機器(NTT・ソフトバンク両方)は引っ越し先へ自分で持っていきます。
1.2ソフトバンク光引越しの際にかかる費用
ソフトバンク光の引越しでは、転居先で再度回線工事費がかかります。
引っ越し先の開通工事費 | |
派遣工事あり(既設設備や光コンセントなし) | 24,000円 |
派遣工事あり(既設設備や光コンセントあり) | 9,600円 |
無派遣工事 | 2,000円 |
引越し先の開通工事でも新規工事費と同じ金額が発生しますが「ソフトバンク光お引っ越し工事無料キャンペーン」によって、以下の条件を満たせばこの工事費が0円になります。
- ソフトバンク光の引越し手続きをする
- 引越し手続きの日から新規の工事完了日が90日以内
- 引越し先の住所が決まっていて住所変更を伴った引っ越しである
引越し前のソフトバンク光新規開通工事費の支払いがまだ終わっていない人は、解約のケースと同じで工事費残債を一括で支払います。
開通工事費以外に発生する費用には次のものがあります。
ソフトバンク光引越しでかかるその他の料金 |
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NTTの東日本と西日本エリアをまたぐ引越し手数料 | 3,000円 |
光電話(N)の交換機等工事費 | 1,000円 |
ホワイト光電話の交換機等工事費 | 1,000円 |
ソフトバンク光テレビ工事費 | 12,000円~ |
月額料金は、引越し元の利用終了日と引越し先の利用開始日をそれぞれ日割り計算されて請求されます。
②一度解約して再度ソフトバンク光を新規契約する場合
一旦ソフトバンク光を解約し、引越し先で新たにソフトバンク光を申し込む方法を説明します。
2.1ソフトバンク光の解約窓口
ソフトバンク光の解約をするには、サポートセンターへ電話をします。
サポートセンター |
|
電話番号(通話料無料) | 0800-111-2009 |
受付時間 | 10:00~19:00 |
解約となるので、レンタル中の宅内機器をNTTとソフトバンクにそれぞれ返却が必要です。
2.2ソフトバンク光解約時にかかる費用
ソフトバンク光は「2年自動更新と5年自動更新の違約金がかかるプラン」と「更新なしの違約金がかからないプラン」があります。
「自動更新型プラン」の毎月の利用料金は「更新なしプラン」より割安ですが、更新月以外に解約すると違約金が発生します。
課金開始日の月から数えて24カ月目が2年自動更新プランの契約満了月です。
契約満了月に解約の申し出がない限り、自動的に契約が2年間更新され、次に違約金がかからず解約できる月は48カ月目になります。
5年自動更新プランの場合は、1回目の更新月が60カ月目で2回目が120カ月目となります。
それぞれの違約金がこちらです。
ソフトバンク光 自動更新型プラン別の違約金 |
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2年自動更新 | 9,500円 |
5年自動更新 | 15,000円 |
また引越し手続きの場合と同じように、工事費の残債があれば解約時に一括請求されますし、引越し先では新規開通工事費と事務手数料もかかります。
新規開通工事費と事務手数料 | |
派遣工事あり(既設設備や光コンセントなし) | 24,000円 |
派遣工事あり(既設設備や光コンセントあり) | 9,600円 |
無派遣工事 | 2,000円 |
新規契約事務手数料 | 3,000円 |
その他に、光電話の交換機等工事費1,000円(解約時と新規の計2回分)、ソフトバンク光テレビの新規工事費12,000円~などが発生するケースがあります。
2.3 解約し新規契約をするメリットはあるの?
ソフトバンク光を一度解約し引越し先で再度新規契約した場合の費用などを紹介しましたが、通常の引越し手続きと比較して倍以上の費用が発生し、機器の返却や新規契約の手続きなどといった手間が増えます。
それでも一度解約して再度新規契約するメリットは、スケジュールに余裕が持てる点です。
引越しの手続きを取ることで、転居先の工事費が無料になる条件に「引越し手続きの日から引越し先の工事完了日が90日以内」とあります。
これが難しい場合は、一旦解約からの新規契約をおすすめします。なぜなら、引越し手続きの最大のメリットが「ソフトバンク光お引っ越し工事無料キャンペーン」が受けられることなので、この条件に合わない場合は新規契約してキャッシュバックを貰った方がお得だからです。
2.4ソフトバンク光のお得な契約窓口
新規の契約はソフトバンク公式サイトやソフトバンクショップからせずに、ネット代理店を使うと高額キャッシュバックが貰えるので先ほどの費用をカバーすることが可能です。
おすすめは以下の2つの代理店です。
ソフトバンク光オススメ代理店の新規キャッシュバック金額 |
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エヌズカンパニー | 特典A:30,000円キャッシュバック
特典B:25,000円キャッシュバック+無線LANルーターor無線LAN中継器 |
ネクスト | パターンA:30,000円キャッシュバック
パターンB:25,000円キャッシュバック+ 無線LANルーター |
エヌズカンパニーとネクストのキャッシュバック内容は同じです、どちらもオプション加入条件なしでもらえるので大変お得なんです。
2社とも、申し込み時にオペレーターにキャッシュバック振込用口座番号を口頭で伝えるだけで手続きが終了するので、キャッシュバック率は100%です。
2社の違いはキャッシュバックとともにもらえる特典です、エヌズカンパニーでは「無線LANルーターと無線LAN中継器のどちらか」を選べるのに対し、ネクストでは「無線LANルーターのみ」で選択肢がないことです。
③他社の光回線に乗り換えるのはどうなの?
ソフトバンク光から他社の光回線への乗換えは、手間から考えると「解約して新規契約するケース」とほとんど変わりません。
金銭的な面でも、他社に乗り換えてお得になるケースは少ないでしょう。
なぜなら、ソフトバンク光を使っている方は、ソフトバンクのスマホとのセット割「おうち割光セット」を適用させている方が多いので、ソフトバンク光以外に乗換えてしまうと、このセット割が適用されなくなり月々の支払が高くなるからです。
ただし、NURO光への乗換えであれば「おうち割光セット」が使える光回線ですので、いままでと同じ割引きが受けられます。
NURO光は初期工事費が実質無料で、代理店のアウンカンパニーを利用すればキャッシュバック(35,000円)も貰えます。
ソフトバンク光を解約し、引越し先で他社回線を利用したい場合は(エリア内であれば)NURO光を使うのが一番お得です。
④あなたにお得なのはどの方法?
「通常の引越し手続き」と「解約後に再度新規申込み」のどちらを選ぶとお得なのかもう一度整理してみましょう。
4.1通常の引越し手続きがおすすめな方
引越し先での工事費が無料になる「ソフトバンク光お引っ越し工事無料キャンペーン」の条件に該当する場合は、通常の引越し手続きをおすすめします。
引越し手続きであれば解約違約金が発生せず、レンタル機器の返却等面倒な作業も少ないからです。
4.2解約後に新規契約がおすすめなのはこんな方
多少の手間がかかってもお得な方が良い方は、引越し手続きではなく解約後に新規契約もオススメです。
エヌズカンパニーなどの代理店を経由してソフトバンク光の新規申込みをすると3万円のキャッシュバック、またはキャッシュバック+ネット関連機器がもらえます。
引越し先でこちらのキャンペーンを受けるには、今までソフトバンク光は使用していないという前提となるので「名義人・登録住所・連絡先電話番号」のうち2つを、転居前と替えて申し込む事が必要です。
この場合、他社からの乗り換えではなく新規の申し込みになるので、ソフトバンク光公式の工事費実質無料キャンペーンが受けられません。
そのため、一度解約して新規契約がおすすめの方は、違約金がかからない契約満了月に解約ができる方です。
引越し先の工事費は通常24,000かかるので、30,000円のキャッシュバックから引くと6,000円が手元の残るという計算になります。
※一部マンションタイプは工事費が、9,000円または2,000円で済む場合もあります
手続きが面倒な割にはそれほどお得な方法ではないので「ソフトバンク光お引っ越し工事無料キャンペーン」の条件(引越し手続きの日から引越し先の工事完了日が90日以内など)に該当することが難しいような場合はこの方法をおすすめします。
4.3 ソフトバンクエアーへの乗換えもおすすめ
引越しの際の第3の選択肢として、ソフトバンクエアーに乗り換えるという方法もあります。
ソフトバンクエアーは光固定回線ではなく、Airターミナルという機器を(Wi-Fiルーター)を電源コンセントに繋ぐだけでインターネットにつながるサービスなので、新規先での開通工事が不要だからです。
再度引越しする時も、My SoftBank(ユーザー専用ページ)で住所変更するだけでいいので、とても簡単です。
またソフトバンクエアーでも「おうち割光セット」が使えるので、ソフトバンク携帯・スマホとセットで割引きが受けられます。
⑤やっぱり通常引越し手続きがおすすめ
引越しの時にソフトバンク光を継続して使いたい方は、通常のソフトバンク光引越し手続きを取ることをおすすめします。
なぜなら、現在「ソフトバンク光お引っ越し工事無料キャンペーン」で移転先の工事費が無料になるからです。
「ソフトバンク光お引っ越し工事無料キャンペーン」の適用条件に該当しそうにない方は、一度解約し代理店経由で再度ソフトバンク光を新規申込みキャッシュバックを貰いましょう。
おすすめの代理店は「エヌズカンパニーとネクスト」です。
各代理店のキャッシュバックバック条件と申込み方法は、それぞれのキャンペーンサイトで確認してくださいね。
エヌズカンパニーは実績があり、安心して申込みができるのでいちおしです。
ネクストは、エヌズカンパニーとキャッシュバックの金額や条件が同じで、こちらもおすすめの代理店です。
また、光回線ごと変更する場合は、ソフトバンクのスマホとセット割引きが受けられる「NURO光」がおすすめです。
NURO光なら工事費が実質無料で、代理店からのキャッシュバックも大きいからです。
NURO光のキャッシュバック条件と申込方法は、以下のアウンカンパニーのキャンペーンサイトでチェックしてくださいね。
単身者の方や引越しの機会が多い方は、通信機器を電源コンセントに繋ぐだけでインターネットが使える「ソフトバンクエアー」にするのもおすすめです。
【関連記事】
ソフトバンク光のキャッシュバックについてはこちらの記事にまとめています。